私の持っているカメラのうち、何台かは中古で買ったものだ。
カメラに限らずデジタル製品の中古は、敬遠する人も少なくない。私も基本的にはそちら側なのだが、カメラに関しては中古で買うのがたのしくて仕方がない。
ただ、何でもかんでも買うというわけではなく、非常に吟味する。時にはそのせいで買い逃すこともあるのだが、それも含めて「中古でカメラを買うたのしみ」だと思っている。
中古カメラをどこで買うか
さて、中古カメラをどこで買うかだが、私は必ず「保証があるお店」で買うようにしている。少なくとも3か月、できたら6ヶ月以上の保証があるお店を選ぶようにしている。もちろん専門店だ。
中古とはいえ、できるだけ長く使いたいという気持ちがあるからだ。
価格的にはオークションやフリーマーケット、リサイクルショップより高いこともあるが、それ以上に安心感があるのが大きい。
どんな状態のものを選ぶか
中古カメラを選ぶ際には「状態」も大きなポイントだ。中古の場合、基本的にどのお店も「外観」を基準に商品状態やランクがつく。
私は、「できるだけダメージの少なそうなもの」を選ぶようにしている。普通に使ってつくようなキズならいいが、打痕があるものはNGだ。内部にきついダメージがいっている可能性があるからだ。
キズに関しては、ボディの底面にあるのはセーフだと思っている。カメラを置く際につきやすい部分だからだ。もちろん「どうやったらこんなキズがつくんだ?」というのはNGだが、擦りキズ程度ならアリだと思っている。
さて、どんな種類のカメラを買うかということだが、私は少し前のモデルを狙うことが多い。最新の機能にこだわらなければ、古い機種でも十分に使えると思っているからだ。
ちなみに私はD40という2006年発売の機種(CCD機だ!)を持っているが、今のカメラとはまた違ったおもしろさがある。
機能や性能に関しては「デジタル機器は新しいものほどいい」というのは鉄則だが、おもしろさに関しては「また別の尺度」という気がしている。