前回にひきつづき、NikonのCOOLPIX B700のレポートをしていこう。
今回はくもりの日の夕方、肉眼では豆粒ぐらいにしか見えなかった鳥にチャレンジしてみた。焦点距離1440mm相当(35mm判換算の撮影画角)でここまで撮れた(ISO400 1/100秒)。
肉眼では、鳥の模様はおろか「何かいる」ぐらいにしか見えなかったのだが、さすがは超望遠だ。モズのメスであることがわかった。
もちろん今回も手持ちである。
光学ズームと電子ズーム
今回は、ズームについてみてみよう。
B700は、光学ズームだと焦点距離1440mm相当(35mm判換算の撮影画角)までいける。それ以上になると電子ズームに切り替わり、2880mm相当までいける。
ただ、電子ズームは画質が大きく落ちるので、実用性を考えるとやや厳しい。あくまで緊急用といったところだろう。
電子ズームはモード限定
ちなみにB700の電子ズームは、使えるモードや設定が限定されている。
たとえば、保存形式が「RAW+FINE」「RAW+NORMAL」の時は、電子ズームは使えず、光学ズームのみとなる。
こうした制約も含めて考えると、電子ズームはあくまで拡張機能、緊急用ととらえるのがよいだろう。
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まとめ
今回はISO感度を400で撮っているが、B700はモードにもよるがISO3200まで設定できる。
あくまで私の感想だが、画質とのバランスを考えると、800あたりまでが1つの目安といった感じだ。次回はセンサーサイズについてみてみよう。
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