OM-D E-M5を修理するか買い換えるか―。まだ迷っている。
普通に考えれば、デジタルもので5年も前の機種なのだから、買い替えるのがいちばんだろう。私もそう思っている。
だが、私の中にE-M5には妙な愛着があり、どうにも踏ん切りがつかないというのが正直なところだ。
E-M5
E-M5は、線の太さや画にわりと癖がある。それがうまくハマるといい味がでるが、ハマらないと癖がやたらと目立つ―そんな傾向がある。
私が好むモチーフ&撮りたい画のイメージは、どうやらE-M5の「ハマらないほう」にあたるようで、撮影時の設定やチューニングに苦労することが多い。
だが、その分、うまくいった時の喜びは大きくて、なんというかな、その気難しさとつきあうのが楽しかったりするカメラなのだ。
ちなみに、今回のトップ画像はほぼデフォルトで撮ったもの。モチーフにもよるが、かなりこってり&線が太めの画が出る。
好みもあると思うが、私はもう少し抑えた画を撮りたいので、あれこれと設定を変えるというわけだ。
また、全体にまわりの色に引っ張られやすい印象があるので、このあたりのチューニングも考えどころだ。
上の画像でいえば、全体が赤に引っ張られた感もある。これはこれで面白いかもしれないが、デフォルトだとこのような「濃い画」が出やすい傾向がある。
E-M10 Mark2を触ってきた
先日、店頭でE-M10 Mark2を触ってきた。
デフォルトでもすっきりとした感じの画が撮れそうで、買い換えれば、おそらくE-M5で苦労している部分はかなり解消されるように思う。
だが、同時に寂しさも感じるのだ。苦労もたのしさなんだよなあ、なんてことも思ったりする。まさに「妙な愛着」なのである。
さて、どうしたものかな。