「M.Zuiko DIGITAL 25mm F1.8」は、私がE-PL6と一緒に買ったレンズだ。
「25mm」とあるが、マイクロフォーサーズ機につけると、35mm判換算で「焦点距離50mm相当の画角」になる。これは、パナソニックのミラーレス一眼も同じで、2倍すると35mm判換算をした画角が出る。
M.Zuiko DIGITAL 25mm F1.8
焦点距離50mmの画角は、人間の視野に近いとされる「標準」と呼ばれる画角だ。
肉眼で見たのと近い範囲が撮れるのだが、「だから撮りやすい」と思うのか「だから工夫が必要」と思うのかで感覚が違ってくるから面白い。
私の話でいえば、最初は撮りやすかったのだが、だんだんと考えるようになってしまった。というのも、私はどちらかというと狭めの画角が好きで、ほかに持っているレンズも中望遠~というラインナップだ。
そうしたレンズは画角は狭いものの、肉眼でみるのとはまた違った効果があり、撮っていて非常に面白い。だが、そうしたレンズで撮った後に「M.Zuiko DIGITAL 25mm F1.8」を使うと、変化球ナシのストレートさに驚くことがある。
そういう意味では非常に面白く、飽きないレンズである。