先日、非常にめずらしいセキレイに出会いました。
なんと顔も頭も白いセキレイです。
セキレイは、「顔や頭の模様」で種類を見分けることが多いのですが、今回遭遇したセキレイは、顔も頭もほとんど白。
「セキレイは模様に個体差がある」ということを差し引いても、ここまで白いものはめずらしいように思います。
白いセキレイ
セキレイというと、頭にはっきりとした色が入っているのが普通ですが、今回目撃したセキレイの頭はこんな感じ。
グレーの部分が少しあるぐらいで、はっきりとした色が入っていません。
白いセキレイというと「ハクセキレイ」が真っ先に思い浮かびますが、模様がずいぶんと違っています。
ハクセキレイの顔には、くちばしから目を通る線(過眼線)があり、頭にもしっかりとした模様(色)が入っています。
・・・が、今回遭遇した白いセキレイは、顔に過眼線がなく、頭にもほとんど模様がありません。
「顔の白さ」だけをみると、「ホオジロハクセキレイ」「タイワンハクセキレイ」に近い雰囲気があります。
が、どちらも頭にはしっかりとした模様(色)があるので、このセキレイとは違う様子。
地面の上をちょこちょこと歩いたり走ったりしながら餌を探す「行動パターン」はセキレイそのもの。尾もぴこぴこさせます。
大きさ(くちばしから尾の先までの長さ)も、普通のセキレイと同じぐらい。20cm前後の大きさをしています。
おそらくハクセキレイの亜種かと思いますが、それにしてもめずらしいセキレイであります。
今回のカメラ
今回使ったカメラは、NikonのCOOLPIX B700です。
高倍率ズームを搭載したコンデジで、「ネオ一眼」とも呼ばれるタイプのカメラです。
ファインダーとバリアングル液晶がついているので、ファインダーでも撮影できますし、ライブビューでも撮影ができます。
ただ、手持ちで望遠域を使うときは、ファインダー撮影のほうが格段に成功率があがります。
ライブビューに比べて、ピントの山がつかみやすく、カメラを両手・顔で支えられるため、構えも安定しやすくなります。
もちろん三脚を使った撮影もできますが、私の場合は機動力を重視して手持ちオンリー。あちこち歩き回りながら、撮っています。