Amazonで前々から気になっていたBeschoiの三脚を買ってみました。
型番は「Beschoi M234」ですが、Amazonの商品ページでは
Beschoi 三脚 4段 軽量 コンパクト 自由雲台 デジタルカメラ 一眼レフ用 アルミ合金製 クイックシュー式 レバーロック 水平器 折り畳み可能 運動会 登山 トラベル用 M234-23mmパイプ径
というとても長い名前がついています。
実際に使ってみたところ、想像以上の三脚だったので紹介します。
Beschoi 三脚「M234(4段・脚径23mm)」の概要
今回買った三脚は、4段で脚径23mm・アルミ製のものです。
このシリーズは他にもタイプがあって、脚径25mmのものや5段のものもあります。
今回の4段・脚径23mmは型番が「Beschoi M234」。Amazonでもこの型番で検索することができます。
三脚のデータ
「Beschoi M234」のデータは次の通り。
雲台タイプ | 自由雲台 |
段数 | 4 |
最大パイプ径 | 23mm |
全伸長 | 1565mm(エレベーターあり) |
伸長 | 1330mm (センターポール縮小時) |
最低高 | 415mm |
収納時の長さ | 460mm |
重量 | 1.135kg |
耐荷重 | 8kg |
材質 | アルミ |
耐荷重8kgはさすがに盛りすぎな感がありますが(笑)、そのほかの点はこのデータ通りかと思います。
全体のつくりは、かなり頑丈な感じ。各パーツががっしりしていて、8kgは言いすぎとしても、それなりの重さに耐えられそうな印象があります。
ちなみにこの三脚の販売元のBeschoiは、マウントアダプターやストロボなどカメラ用品を多く扱っている中国のメーカーです。
中国のメーカーは当たりはずれが激しい印象がありますが、私の感覚ではBeschoiは安定している感じ。それで今回の購入を決めました。
自由雲台
まずは雲台からみていきましょう。「Beschoi 三脚 4段(M234)」の雲台は、自由雲台になっています。
全体はアルミでできていて、なかなかしっかりとした印象があります(雲台の角度を変えるネジはプラスチックです)。
雲台は、特にひっかかりもなくヌルヌルと動く感じ。非常にスムーズです。固定も問題なしです。
水準器がついているのもうれしいところ。
雲台と三脚をつなぐネジ
三脚から取り外しが可能で、雲台と三脚をつなぐネジは3/8インチ。いわゆる太ネジ(大ネジ)タイプになっています。
三脚と雲台の間に変換アダプターを使えば、違うネジタイプの雲台に交換することもできます。
Manfrotto 3/8″~1/4″ネジ変換用アダプター 120
▲これは、三脚と雲台をつなぐネジを太ネジ(3/8インチ)から細ネジ(1/4)タイプに変更できるアダプターです。
クイックシュー
クイックシューもアルミ製です。4つのゴムがついていて、軽く締めるだけでも、しっかりと固定されます。
クイックシューの裏はこんな感じ。ネジはコインで締めるための溝と、指でまわせるようにフックがついています。
Amazonの商品画面ではフックがついていませんが、フック付きに仕様が変わったよう。コインを使わなくても、指だけでかなりきついところまで締めることができます。
脚はレバーロック式
「Beschoi 三脚 4段(M234)」の脚はレバーロック式になっています。
脚はアルミ製ですが、このレバーロック部分はプラスチックでできています。
それなりに強度があるプラスチックのようで、精度も問題ない感じ。ロックもしっかりとかかります。
ちなみにロック形式は4段と5段で違っていて、5段はナット式になります。
実際に使用してみてどうか
主に「PENTAX K-70」と「TAMRON SP AF90mm F2.8 Di MACRO」の組み合わせ(約1.1kg)で使っています。
保持力
この組み合わせだとレンズ側にかなり重心がいきますが、どの角度で固定しても保持力には問題がない感じ。
縦位置にしたり、カメラを下に向けたりしても、ズレたりおじぎすることなく使えました。
脚について
脚は伸ばす部分はレバーロック式ですが、付け根の部分はこのような感じになっています。
脚の開く角度をフックの位置で調整できるようになっています。角度を変えられることによって、高さの調整する手段が増えるのは便利ですね。
脚の1本にはウレタンがついています。
脚は全体にがっしりとしていて、さすが耐荷重8kg(笑)と思わせるものがあります。
まとめ
実物をみるまではドキドキでしたが、想像以上にしっかりとしたつくりでびっくりしました。
脚、雲台ともに出来がよく、K-70とタムキューで撮影する時は常にこの三脚を使っています。
それと忘れてはならないのは三脚ケース。とてもつくりのいいケースがついてきます。
ちなみに、エレベーターを逆さまにつけることもできます。カメラを逆さにセットしてローポジション撮影もできる!というものですね(私はカメラを落っことしたら怖いのでやっていませんが・・・)。
興味のある方はぜひ参考にしてみてくださいね。