PENTAX K-70は機能が豊富で、説明書だけではわかりにくい部分が多々あります。
そこで今回は、K-70の使い方を知るのにおすすめの本とサイトを紹介します。K-70の使い方や設定で迷っている方はぜひ参考にしてみてくださいね。
PENTAX K-70 基本&応用 撮影ガイド
K-70の入門書としておすすめなのが「PENTAX K-70 基本&応用 撮影ガイド」です。
内容は「別売りの説明書」といってもいいぐらいで、K-70の機能解説から使い方・具体的な撮影方法まで、とてもわかりやすく書かれています。
紙の本と電子書籍が出ていて、紙版のほうはポケットサイズ。常に手元に置いて、辞書的に使うのも便利な1冊です。
また、カメラの基本から書かれているので、まったくの初心者の方でも無理なく読み進めていくことができます。
K-70ユーザーであれば必携といっても過言のない1冊です。
RICOH公式サイト
ハイパー操作系の解説
ペンタックス機を出している「RICOH」の公式サイトにも役に立つ情報が多くあります。
中でもペンタックス独自の「ハイパー操作系」については、こちらのページで非常にわかりやすく解説されています。
画像引用:K20D製品情報
ハイパー操作系は、ペンタックスユーザーに長く愛されているシステムで、知っておくと撮影するのがよりたのしくなります。
次の2つのページで理解を深めていきましょう。
最初のほうは古い機種のものですが、K-70でもそのまま使えます。
2番目は露出系の操作についての解説です。とても実践的な内容で、こちらもとてもわかりやすくかかれています。
電子ダイヤルのカスタマイズ
RICOHの「写真三昧」では、撮影に役立つ様々な情報が掲載されています。
その中で紹介されている電子ダイヤルのカスタマイズ方法がとても便利です。
こちらの記事でくわしくピックアップしています▼
カスタムイメージの解説
K-70には様々なカスタムイメージがあります。
「知れば知るほどペンタックス」では、カスタムイメージやペンタックスの画作りについてわかりやすく解説されています。
PENTAX アストロトレーサーを極める薄い本
星空撮影に興味のある方におすすめなのが「アストロトレーサーを極める薄い本」です。
もとは同人誌として発売された本ですが、アストロトレーサーの公式ガイドブックにしてもいいぐらいにわかりやすく書かれています。
ちなみにアストロトレーサーとは、ペンタックス機に搭載されている「GPSを使って星を自動追尾する機能」です。
赤道儀という専用の道具なしで星空撮影ができるので、とても便利なんですね。ペンタックス機ならではの機能でもあります。
・・・が、このアストロトレーサー、今までガイドブック的なものがなかったので、手探りで覚えていくしかなかったんですね。
そこへきてこの本です。
使い方はもちろんのこと、必要な道具から丁寧に解説されているので、まったく知識がなくても「やってみようかな」「面白そう」「自分でもできそう」という気にさせてくれます。
レンズの解説も豊富で、レンズごとに星空がどんな感じで写るのかが掲載されています。標準レンズやDA35mmなど手ごろなレンズの作例も載っているのも嬉しいところです。
もとは同人誌ですが、現在は電子書籍で読むことができます。
Kindle版で108円。天体撮影に興味のある方はもちろんのこと、読み物としてもおもしろいのでおすすめです。
条件があえばおすすめ K-70スタートマニュアル
ここまでに紹介した本やサイトは文句なしにおすすめですが、条件があえばおすすめの本も紹介します。
「K-70スタートマニュアル」という電子書籍です。
構成に問題がありとても読みづらいのですが、内容自体はなかなかの濃さがあります。
K-70の機能についても、豊富な作例とともに丁寧な解説がされています。・・・が、くどいようですがかなり読みづらいので、根気を持って向かい合える方におすすめです。
▼こちらの記事でくわしくレビューしています。
ちなみに、Amazonの読み放題サービス「Kindle Unlimited」に入っていれば、無料で読むことができます。
・・・個人的には読み放題ならいいですが、定価(980円)で買うなら少し足して、PENTAX K-70 基本&応用 撮影ガイドを買ったほうが幸せになれると思います・・・。
まとめ
今回は、K-70の使い方がよくわかる本とサイトを紹介しました。
個人的には「アストロトレーサーを極める薄い本」が衝撃でした。星空撮影をする・しないに関わらず、多くの方に読んでいただきたい1冊です。
興味のある方はぜひ読んでみてくださいね。