K-70を使うたびに「面白いカメラだなあ」と感じている。
少し前の記事で、K-70について『基本的には「記憶色」寄りの画だと思うが、ややイラスト方向に転ぶような印象』と書いたが、まさにそんな感じ。実にユニークな画が撮れる。
もちろん実物と同じようにも撮れるのだが、せっかくのペンタックス機である。こうした「ならではの味」をたのしむのもアリだろう。
その「ならではの味」の1つに「CTE」がある。
K-70の画について
K-70での撮影をたのしんでいます。 初のペンタックス機ということもあり、まだまだカメラの癖をつかみながらの撮影ですが、面白いカメラですねえ。 ディフ...
CTE
CTEは、ホワイトバランスの項目で設定できるモードで「色合いの逆補正がかかる」というもの。
本来なら補正される色が、逆に強調される面白いモードだ。
シーンや光の加減にもよるが「自分では出せそうで出せない色合い」になる。
逆補正なので、場面によっては「やりすぎ感」が出てしまうこともあるが、非常に面白いモードだ。
K-70を買ってから、あひるばかり撮っている気がするが、こうしたモチーフだと「ややイラスト方向に転ぶ」画づくりが強調される印象だ。